藍色日記

LGBT当事者のとわ子の呟きです。精神病患者でもあります。統合失調感情障害と診断されていますが本当のところはどうなんだろう。

宝石箱

貴方の小さな仕草を

覚えているわたしの未練

記憶と重なる姿が

またわたしをイラつかせる

 

貴方は消えたあの街の夜のネオンに

眼がくらんで立ち止まっているわたしの前から

 

輝くダイアの零れ落ちそうなリング

繊細なガラスの象が吼える夜なら

こんな惨めに泣くことなんてなかったろうに

嗚呼

可哀相なのと薄く笑って見せる度に

わたしはひとり上手になっていく

 

わたしの細い薬指

一度は通ったあのリング

今は軽くて飛び立てる

繋がる鎖が無ければ

 

わたしが集めた世界中の宝石は

輝きを失いただのガラクタに成り下がる

 

血の様に燃えているルビーのネックレス

甘いオパールのライオンが歌うから

笑顔を張り付けた鏡の前に立っている

嗚呼

貴方を追いかけない足の重さに震える

わたしはつれない人だったのねえ