エリザDVD感想。
昨日、エリザベート見ました。
まだ本編だけですけどどちらのパターンも見れました。面白かった。
なのでつたない感想を。
私のエリザベート知識は、今回購入した東宝の2パターンと宝塚(明日海さんがトートを演じられたもの)だけです。
カメラワーク。
一幕終わりの白いドレスを着たエリザベートが扇で顔を隠すところ。
DVDのパターンによってカメラワークが違うので花總さんのお顔が見れたり見れなかったりなのですけど、私は見ていたい派なので片方でも見れたのは嬉しかったです。
私の好きな俳優さんである、広瀬さん(シュテファン役)が結婚式の場面に出ている、というのも片方のパターンでは確認できました。
ミルクの場面での古川さんはなんとなく。どちらのパターンでも必死に探したのですけど…
トートダンサー達の華麗なダンスももうちょっと頑張って目で追いたかった。
もうね、目が忙しい。
この場面で、誰を優先して見るか、という選択がなかなかシビアです。
私だけに、で花總さんの頬を流れる涙が見れたのも嬉しかったのですけど。
青年ルドルフとトートが並んだ場合、どちらを追いかけるか、とか。
本当に生の舞台を見る場合はもっと忙しいのだろうな、と思いつつ楽しみました。
パパみたいになりたい、の子供ならではの弾んだ声と夜のボートへ向かって行くお芝居の老けていく感じがたまらないです。
ヘレネのお見合いの場面で着ていたドレスも可愛かった。
ルキーニ(荷物持ち?)と会釈をするところが好き。
そして、私が踊るときが好きなのですけど
歌の始まりの勝ったのね、という歌詞の部分。勝ち誇った顔がたまらなく好きです。
個人的な好みですけど、エリザベートといえばの白いドレスより戴冠式のドレスの方が好みなのであのシーンは色々楽しい。
三色旗を模したドレスは宝塚の蘭乃さんが着ていたデザインの方が好きだなあと思ったりもしましたけれど。
精神病院の場面で着ているドレスは宝塚の物よりも好きだったなあ。
精神病院のエリザベートの表情の変化もとても好き。
宝塚でのイメージは2幕はずっとエリザベートは黒いドレスを着ていた、という印象があるのでああいうメリハリがある方が好み。
ルキーニに刺されて、自分でドレスを脱いでトートの元へ行く感じもとても好みでした。
トート
城田さんのパターンから先に見たので其方から。
まず、花總さんとの身長差がたまらなく好きでした。お姫様抱っこする場面もサッとされているように見えて無理なく、あんな事して自然なのは凄いなーと。
一番印象に残ったのはカフェの場面。
革命家に混じる前の登場で、人間の体に合わせている違和感のような物を体で表現されていたところが好きでした。
やっぱり人では無いのだなあ、と感じられてこれは新鮮だった。
医者に扮してエリザベートの元に現れる時も、声を作って出てきているのも面白かった。
ここは化けの皮を被っているのだよ、と分かり易いところが親切なのかな、と。
後は、カーテンコールの城田さんの人柄が分かるような笑顔が好きです。
井上さんのトート。
後から見た分、城田さんとの違いを比べられて面白かったです。
結婚式の不幸の始まり(タイトル分からん)の振付の部分。
カチッと踊った城田さんと違いサッと流れるように腕を動かす井上さんが好きだ。と思いました。
ちょっと気怠い感じ、というか。
ルキーニへの冷たい視線とか細かい部分でたまらなく好きなポイントがいくつもあるのですけど。
ルドルフの死の場面が一番好きかもしれない。
少年ルドルフへ銃を向ける様もその仕草がとても好きなのですけど。
悪夢の部分のマエストロも違和感ないなあと思いました。
先に知識があったのが宝塚の最終審判なので、ここら辺の違いも面白かった。
シーン的に、最終審判より悪夢の方が私は好きでした。
最後の最後、エリザベートがトートへ連れていって、と歌い抱き着く部分。
エリザベートの息が止まりトートが正面を向くときの表情。
色々と考えさせられるような表情もたまらなく好きです。
ルキーニ
先に山崎さんのルキーニを見たのですけど、昨晩見た成河さんのインパクトにやられました。
こんな事書いて良いのか分からないのですけど、どちらのルキーニが好きかと聞かれれば成河さんのルキーニが好きです。
山崎さんのルキーニはなんだか育ちが良い様な雰囲気を感じてしまいます。後、やっぱりインパクト。
成河さんのルキーニ。
話を展開させていく役割は勿論なのですけど、他の登場人物たちが動いている様を一歩外れたところで見ている感じとか、
爪を噛んでいるように見えた立ち姿とか、とても好きでした。
ネジが一本、二本、飛んで行ってしまったようなその感じとか。
最後に首を吊る場面の仕草もとても好きでした。
今回、東宝のエリザベートのDVDを見て一番好きになったキャラでした。
青年ルドルフ
物語の始まり、我ら息絶えし者どものところから必死に探していました。古川さん。
ルキーニやトートが割とメインでカメラに追われるのですけど
その端に映るダンスの綺麗なルドルフ。
ミルクの場面では残念ながらここだ!と見つけられなかったのですけど…
まあ分かり易くは映さないだろうし。
青年ルドルフは登場時間は短くて、閃光の如く生きて死んでいってしまうような印象を受けます。
革命運動のダンスとか、
元々ダンスの得意な方であるという事は分かっているのですけど、長い手足が映える感じがたまらなく好きです。
ちっ居を命じられて、エリザベートに縋るところからの死までは目が離せません。
演じる相手であるトートの違いでお芝居も違ってくるのかな。
2つのパターンまたしっかり見たいところ。
フランツ
印象が強かったのは田代さんの若いフランツ。
謁見の場面からお見合い、その後の場面での声がとても印象的でした。
後、歩き方。
若くてハンサム、キッチリとした性格が見える様でした。
夜のボートでは佐藤さんのフランツの届かない想いの様な物が見える様で切なかったです。
フランツ、好きだなあ。
宝塚のエリザベートを初めて見た時も北翔さんの演じられているフランツがたまらなく好きになりました。正直、トートよりも好きだよ、フランツ。
ミュージカルエリザベートに出てくる登場人物の中で一番好きなキャラクターがゾフィーです。
皇后の務めとか大好きです。
香寿さんが演じられていたゾフィーがとても好きでした。
無理なく演じられているように見えたので。
歳をとって、ゾフィーの死の場面の歌も個人的に聞き取りやすく、感情も伝わってきてやっぱりゾフィーが好きだなあ、と思いました。
ドレスも好みです。
お見合いの場面や結婚式の時のドレスとか、ああいう色合いが好きなんだと思います。
という事で、書ける事は書いたつもりです。
なんだか書き忘れもあるような気もしますけれども、私の愛が伝われば何より。
早く特典映像も見たいです。
長い文章にお付き合い有難うございました。